BRANDED SHORTS 2019 受賞作品の発表

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、同映画祭内において、企業や広告会社が制作したブランディングを目的として作られたショートフィルム(ブランデッドムービー)を上映/表彰する部門 『BRANDED SHORTS』 を開催いたしました。
四年目を迎える今年は、国内外から400作品以上のエントリーがあり、その中から33作品(インターナショナルカテゴリー:19作品、ナショナルカテゴリー14作品)がノミネートされました。ノミネート作品の中から、最も優れたブランデッドムービーを「Branded Shorts of the Year」とし、この度インターナショナルカテゴリー/ナショナルカテゴリーそれぞれの受賞作品が決定しましたことをお知らせいたします。
 
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授賞式では、審査員長の犬童一心監督より「Branded ShortsはWEBが主な表現の場所。最後まで観てもらうための工夫が必要です。その方法論はまだ確立されていませんが、今回の受賞作品は一つの方法を示していました。どちらのカテゴリーの受賞作品にも通じるのは、主人公の魅力的なキャラクターが冒頭で伝わることです」と今年の総評が述べられました。また映画祭代表の別所哲也は、「ショートフィルムはノールールがルール。興行のシステムに合わせるのではなく、作品一つ一つの体力やメッセージに合わせて表現の形が変わります。特にBranded Shortsは作品一つ一つのスタイルが多様な形で現れていると、今回のノミネート作品を観て感じました」と、ブランデッドムービーの可能性を語りました。
 
また授賞式後は、インターナショナルカテゴリー/ナショナルカテゴリーに分かれ、全ノミネート作品を審査した審査員8名による審査員トークセッションが開催されました。※ トークセッションのレポートは、後日BRANDED SHORTS公式サイトにて公開いたします。
また全国の映画館でシネアド展開する株式会社サンライズ社と共に昨年設立した、最もシネマチックなブランデッドムービーに授与される「SUNRISE CineAD Award」も発表いたしました。
 


 
Branded Shorts of the Year インターナショナルカテゴリー 受賞作品
『22 AGAIN』
 
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広告主: Loterías y Apuestas del Estado
監督:Javier Ruíz Caldera
広告会社: Contrapunto BBDO
制作会社: Lobo Kane
 
◆受賞理由◆
広告主である、スペインの宝くじ、ロテリアス・イ・アプエスタス・デル・エスタードが製作したこの作品は、スペインの宝くじ特有の文化を表現しながらも、短い時間の中で、視聴者へお金の新たな価値観を植え付ける高いストーリー構成と、エモーショナルでシネマチックな映像表現が見事に融合した作品である点が高く評価されました。
 
 
Branded Shorts of the Year ナショナルカテゴリー 受賞作品
『The Party Bus 好きだなんていわない』
 
The party Bus サムネイル
 
3:29/日本/2018
広告主:SHISEIDO
監督:柳沢 翔
制作会社:TowerFilm
 
◆受賞理由◆
ショートフィルムのお手本とも言うべき、1シチュエーションの中で繰り広げられる、日常の中の非日常を、丁寧かつ高い技術で、シネマチックに美しく描いている点が素晴らしく、資生堂さんのブランドをきちんと感じさせるメイクを活用した、エモーショナルで
ファンタジックなアニメーションも高く評価されました。
 


 
SUNRISE CineAD Award 受賞作品
『The Party Bus 好きだなんていわない』
 
The party Bus サムネイル
 
3:29/日本/2018
広告主:SHISEIDO
監督:柳沢 翔
制作会社:TowerFilm
 
◆受賞理由◆
当作品では圧倒的な映像美と、メイクがストップモーションによって動き出すという大胆な発想によって、多様化する社会の中で「メイク」は人に勇気を与えるという企業メッセージが象徴的に表現されています。繊細な人物描写の演出はもちろん、衣装やセット、カメラワークなど細部に至るまで全てのカットに徹底的なこだわりを感じました。
実際は約3分半の映像ですが、始まった瞬間から独特な世界観に引き込まれ、まるで一つの映画作品を観終わった感覚すら覚えます。作品から伝わるSHISEIDO様及び制作者の皆様の強い思いに感銘を受け、受賞作とさせていただきました。