【Branded Shorts 2018 Shortlisted】社畜ミュージアム(日本)

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【Branded Shorts 2018 Shortlisted】社畜ミュージアム(1:51/日本/2018)
 
広告主:独立行政法人 中小企業基盤整備機構
広告会社:なし
制作会社:株式会社カヤック
監督:小山巧
 
【あらすじ】
『社畜ミュージアム』は、長時間労働、サービス残業など劣悪な労働環境により、不健全になってしまった会社によくいる社員たち(社畜)の様子をアート作品で表現。それらを架空の美術館に複数展示し、映像の中で紹介しています。 アート作品は、深夜にクライアントからの電話が鳴り止まず絶叫する社員や、上司から「進捗どう?」と毎日詰められ爆発寸前の社員など合計7点をプロのアーティストたちの手で製作。 それらの作品を、ネーミングやキャッチコピーとともに、テンポよく表現しています。曲はモーツァルト作曲の「レクイエム怒りの日」 を使用し、社畜の悲惨さや深刻さを強調しています。 様々な「社畜」が紹介された後に、「働く人を、もっと笑顔に。」「日本の中小企業を支えたい。」というキャッチコピーが出て、映像は終了します。
 
【制作の目的】
昨年4月に中小機構がアンケートを実施。 そのアンケートで「中小企業の7割が人手不足、さらにそのうちの半数が深刻な状態」という結果が出ました。その一方で、有効求人倍率は44年ぶりに過去最高水準を記録するなど、仕事の需要があるにも関わらず人手が足りず、残業でなんとかしのいでいるという実態があります。 昨今は「働き方改革」という言葉をよく耳にします。しかし長時間労働、サービス残業や、それらによるうつ病、過労死など未だに多くの課題を抱えています。 このように中小企業が抱える人手不足や過剰労働問題の現状を多くの人に知ってもらい、それらの問題解決のきっかけとして、中小機構の支援サービスを利用してほしいという目的で映像を制作しました。 また中小機構は、独立行政法人という立場上、国の「お堅い」機関としてのイメージを持たれ、敷居が高いと思われがちです。今回の映像は、中小機構はもっと身近で、相談しやすい機関というイメージを持ってもらいたいという意図もあります。
 
【応募作品を通して伝えようとしたメッセージ】
中小企業が抱える人手不足にどう対処するのか、中小企業の方々にアンケートをとったところ「従業員を残業させる」「他の従業員に兼務させる」という回答がほとんどでした。そういう意味でも、映像で取り上げたような状況は、世間一般ではよく起きていると思っています。 アート作品で紹介する「社畜」の人たちは、知らず知らずのうちに激務に陥ってしまったり、自分が不健全な状況なのかどうかを見失いがちです。 このような状況を踏まえ、「社畜ミュージアム」で紹介するような不健全な会社が増えないように、多くの人がもっと笑顔で働けるように、企業の様々な問題に対して、積極的に支援したいという中小機構の強い思いが込められています。