【Branded Shorts 2018 Shortlisted】Lighthouse(日本)

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【Branded Shorts 2018 Shortlisted】Lighthouse(31:38/日本/2017)
 
広告主: SUBARU
監督: 鈴木智也 & Fawaz Al-Matrouk
広告会社: 博報堂+YOMIKO
制作会社: STORIES合同会社
 
【あらすじ】
音楽の道を諦め、実家に戻ってきたケイタ(狩野健斗)は、海辺のカフェを経営する父・順二(矢田政伸)と姉・千鶴(田村真依奈)の心配を余所に無気力に過ごしている。
ある夏の日、ケイタは7年ぶりに地元へ帰ってきた幼馴染のハルナ(鈴木つく詩)と再会する。
「この島の色を塗りに来た」と意味深な言葉を口にするハルナ。
一緒に過ごす7日間で徐々にその言葉の意味が紐解かれていく。
ハルナが島に戻ってきたのは二人の運命を決定づける、秘密があるからだった。
 
泣ける、感動すると話題のスバルYour story withシリーズ原作で初めての短編映画化、特別バージョンはBS日テレでテレビドラマとしても放映決定。
脚本・監督は米国・日本で映画・テレビCMを手掛けるSTORIES LLCの鈴木智也、共同監督にはカナダ人監督Fawaz Al-Matrouk(STORIES INTERNATIONAL所属 To Rest in Peace他)。撮影監督は同じくロサンゼルスを拠点に活躍する石坂拓郎(るろうに剣心シリーズ、さくらん、マンハント他)など日米合作で製作されたユニークなプロジェクトです。
 
【制作の目的】
泣ける!感動した!と話題のスバルの90秒TVCM Your story withシリーズ「灯台篇」を原作に、初めて短編映画化されたプロジェクト。短編映画「Lighthouse」は90秒CMに隠された、秘密の物語が紐解かれていきます。
私たちがブランデッドエンターテイメント(ブランデッドショート)を企画制作する際に重要視しているのは、企業の投資対効果(課題解決力)と視聴者の時間投資(エンタメ性)のバランスです。
単に長い広告を見せられた観客は企業にとってむしろ逆効果になる可能性も高いと考えます。
「あなたとクルマどんな物語がありますか?」でシリーズ化している当プロジェクト初の短編映画化・テレビドラマ化企画では、単に車をプレイスメントするのではなく、「車」そのものが主人公の一人として、物語全体を突き動かしていく重要な役割を果たし、「人とクルマの物語」を体現する構成を重要ポイントに企画しています。
人生に寄り添い、車を提供されているSUBARUにとってのブランド価値向上を成し遂げつつ、CMのファンの方でも、初めて見る方でも「観てよかった、時間を使って良かった」と感じていただけるドラマ・短編映画となるよう、丁寧に制作しました。
 
【応募作品を通して伝えようとしたメッセージ】
人生は自分で切り開くもの。しかし運と縁こそが、人生を形作っていく、道なのかもしれません。
誰と出会い、どんな経験をするのかを通じて、自分自身を発見し、時には見失い、それでも希望を見出していく。
この物語では自分の道を諦めかけている主人公が、芯の強い女性との再会を通じて、相棒であるSUBARUとともに、自分の道を取り戻していく物語。シンプルなドラマですが、観ていただいた方にとって応援歌となるような30分になってもらえればと嬉しいと考えて制作しました。
 
【クリエイティブにおける工夫とその意図】
ブランデッドエンターテイメント(ブランデッドショート)として重要視したのは、エンターテイメントとしての完成度とブランドがその物語の中で果たす役割です。
先に90秒CMをベースに制作された短編映画だからこそ、単なるプレイスメントではなく、ブランドであるクルマが主人公として物語を突き動かす大切な役割を果たすことの設計は丁寧に行いました。
 
日米合作のユニークなプロジェクトである当作品において、
ストーリーテリング、クリエイティブとして、大切にしたことは下記のポイントです。
*シンプルな3幕ドラマ構成の中で、観客にとって泣けるサプライズを用意すること。
*サブプロット(父と息子)をしっかりと展開すること。
*セリフに頼らずにビジュアルストーリーを基本に脚本執筆・演出を行うこと。
*奇をてらう、ショットを避けて、丁寧に物語を切り取ること。
 
結果として、日本のみならず海外の方にも好評のプロジェクトとなったことを大変嬉しく感じています。