BRANDED SHORTS 2022 受賞インタビュー第三弾 宇久町観光協会(『宇久島』観光映像大賞 観光庁長官賞)

BRANDED SHORTS 2022 にて第11回 観光映像大賞 観光庁長官賞を受賞した『宇久島』。
本作品を制作した一般社団法人 宇久町観光協会に受賞インタビューを実施いたしました。

現在ブランデッドムービーや観光プロモーション映像を制作している方、これからしようとしている方、そして BRANDED SHORTS 2023に応募を検討されている方にも、とても有益な情報になると思いますので、ぜひお読みください。

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第11回 観光映像大賞 観光庁長官賞受賞作『宇久島』

 

本作の舞台である宇久島はどんな場所ですか?

 

宇久島は五島列島最北端にある人情あふれる小さな島です。訪れるお客様のほとんどが鮮やかで明るい風景に惹かれ、豊かな自然を楽しむために来島され、釣り・マリンアクティビティや民泊を通じて、人と人とのコミュニケーションを楽しみ、思い思いに時間を過ごせる場所です。

 

本作を制作されたきっかけや目的を教えてください。

コロナ禍において、宇久島への人の行き来がほとんど0に近いほど無くなりました。そのような中でも宇久島の海や空は変わらず青く美しい景色を与えてくれました。Afterコロナを目指し、人の行き来や新たな観光客の誘致のきっかけのために、この過去から現在まで変わらず、そして未来に向けて“キセキ”ともいえる宇久島の自然や文化を映像に残し、伝えていければという想いから制作しました。

写真14_第11回観光映像大賞表彰

第11回 観光映像大賞 の発表の様子

 

本作の企画・アイデア・ストーリーはどこから生まれたのですか?

宇久島で自慢できる事柄を出し合って、その中からテーマとなるワードを決めました。
それは「海」×「青」×「人」です。

・「海」は、「宇久ブルー」と設定している「大浜海水浴場の海の色=エメラルドグリーン」。宇久島の島民大多数が進める8月海水浴シーズンの海を世界へ紹介したいと考えました。

・「青」は、宇久島の夏に多様な青色を、様々なシーンで見ることができます。例えば、「空」「海」「草原」等の場所×朝昼夕の時間帯が絡むと無限の「青」を見ることができます。

・「人」は、「平家盛」が流れ着いて、漁民が助けたという平家伝説から始まり、歴史上多くの人の交流が続いていました。その人情は、現在にも続き、来島した人に対する癒しを与え続けています。

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本作の制作において、大切なポイント・心がけた点や、苦労された点等を教えて下さい。

 

大切なポイントと心がけた点:
宇久島には宇久島の物語、人、自然があります。そのことをそのまま伝えられられるようにストーリーと映像を撮影してもらえるようにしました。撮影について、島内告知を実施し、撮影協力を得ながら、宇久島の観光への認知を高めてもらえるよう取り組みました。

 

苦労した点:
野上監督のこだわりによって、朝日、たいまつの火といった「明」「暗」を撮影することが初めての経験で私初め撮影協力した島民みんなが驚いたと思います。撮影のエキストラも全員島民で対応させていただき、「もう二度と手伝わん(笑)」と言われながら満足そうに帰っていきました。

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本作は制作過程から公開した後を含め、どのように活用されていますか?また、それに伴い周囲の反応はいかがでしたでしょうか?

 

宇久町観光協会HPへ観光動画のランディングページ制作したり、YouTubeチャンネルへ掲載しています。またSNSへ動画撮影場所のスポットを紹介しています。プレスリリース(@PRESS)も実施し、メディアニュースに取り上げられました。佐世保市長へ受賞報告も実施し、佐世保市報へ掲載されました。

島外に出ている宇久出身の方々からSNSへのコメントや宇久島島内にいる親類へ連絡がありました。

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本作はその映像美も目を見張りますが、制作における全体予算はどれくらいかかったのでしょうか?

撮影全体400万です。

 

本作を制作したことで、今後期待されていることはございますか?

宇久島シティプロモーションとして、宇久島に住んでいる島民が、もう一度宇久島の自然や文化を見つめなおしてもらい、宇久島の良さを発見していきたいと思います。そして、宇久島全体で観光客に対するPRをできるように取り組んでいきたいと思います。

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今回観光映像大賞(BRANDED SHORTS)へご参加頂き、ブランデッドムービー(映像ジャンル)や、BRANDED SHORTS(当映画祭の中のブランデッドムービーの部門)、観光映像大賞への期待や可能性を感じて頂けましたら、是非、その理由を教えて下さい。

 

受賞が目標ですが、それだけのために観光映像を制作するわけではありません。と野上監督が最初に話されていたことを覚えています。製作費400万円は宇久町観光協会として過去最大のプロジェクトです。しかし、金額もさることながら、エキストラとして島民がのべ100名以上出演協力し、撮影場所も10か所も移動し観光動画を撮影したことが、宇久島の活気づくりに少しでも貢献できたのではないかと思います。島民が交わす「観光協会がなんか動画をつくったってよ」「ニュースで言いよったね」という会話の一部になったことがその証かと考えます。賞レースを目指すのは私たち事務局のエゴであり、島民はみんなで協力して取り組むという行動が地域活性化に繋がっていくので、今後も続けてほしいと思います。本当にありがとうございました。


一般社団法人 宇久町観光協会

URL: https://www.ukujima.com/


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Branded Shorts of the Year 2022を受賞した『AIM』のインタビュー:
①演出を担当されたGAZEBO監督のインタビューはこちら
②本作品を制作したネットギアジャパン合同会社の杉田哲也社長のインタビューはこちら