JURY
今までのアワードと審査員をご紹介します。
2019 Jury
審査員長 犬童 一心
映画監督/CMディレクター
1960年生まれ。高校時代より自主映画の監督・製作をスタートし、大学卒業後はCM演出家としてTV-CMの企画・演出を手掛け数々の広告賞を受賞。その後、長編映画デビュー作となる『二人が喋ってる。』(97)が映画監督協会新人賞を受賞。1998年に市川準監督の『大阪物語』の脚本執筆を手掛け本格的に映画界へ進出。1999年に『金髪の草原』で監督デビュー。以後、『ジョゼと虎と魚たち』(03)、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)、『グーグーだって猫である』(08)等話題作を発表し、『眉山 びざん』(07)、『ゼロの焦点』(09)、『のぼうの城』(12)では日本アカデミー賞優秀作品賞・監督賞等を受賞している。 2019年8月に「引っ越し大名!」、秋に「最高の人生の見つけ方」が公開予定。
甲斐 さやか
映画監督
女子美術大学在学中に共同監督の『BORDER LINE』(2000)、『pellet』(2001) が国内外で評価を受けた。それ以降、強いテーマ性と鋭い映像美で短編作品やTVCM、MVなどを手掛け、韓国のChangwon Asia Art Festivalで上映されたショートフィルム『Inherited Things』等、多数生み出している。『オンディーヌの呪い』(2014) が第10回山形国際ムービーフェスティバル準グランプリ、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015短編部門奨励賞・川口市民賞、パリの Maison de Culture du Japonで上映される。『赤い雪Red Snow』(2019)は、脚本・監督を務めた初の長編映画であり、同名小説『赤い雪』(KADOKAWA)は初の執筆作品となる。
高崎 卓馬
(株)電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター
広告を中心に様々な領域で活動している。 主な仕事に、JR東日本「行くぜ、東北」、SUNTORY「オランジーナ」「オールフリー」 三井不動産、三井のリハウス、日本郵政グループ、TOYOTAなどがある。 2010年、2013年、クリエーターオブザイヤー賞など国内外の受賞多数。映画『ホノカアボーイ』、ドラマ『小泉今日子の戦う女』、『蒼井優の4つの嘘』、『上野樹里の4つの鞄』など。 著書に小説 「はるかかけら」(中央公論新社)、「表現の技術」(朝日新聞出版)など。雑誌Hanakoでの「勝手にリメイク!」などの連載多数。
永井 聡
映画監督
1970年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学卒業後、葵プロモーション(現AOI Pro.)に入社。CMディレクターとして数々の話題作を手掛ける。12年と13年に ACC CM Festivalクラフト部門ディレクター賞を2年連続受賞。05年に『いぬのえいが』で短編監督を、14年『ジャッジ!』で長編監督デビュー。 その後『世界から猫が消えたなら』(16)、『帝一の國』(17)、『恋は雨上がりのように』(18)を手がける。
長久 允
映画監督
東京生まれ。大手広告代理店にてCMプランナーとして働く傍ら、MVなどを監督。 2017年に監督脚本を勤めた短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』がサンダンス映画祭短編部門にて日本人初グランプリを獲得。最新作は、初の長編映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』。2019年サンダンス映画祭にて審査員特別賞、ベルリン国際映画祭にて特別表彰を受ける。6月公開予定。
長谷部 守彦
(株)博報堂 エグゼクティブクリエイティブディレクター
1986年学習院大学卒、博報堂入社。コピーライター、CMプランナーを経て現在に至る。クリエイティブディレクターとして、 国内およびグローバル広告キャンペーンを多数手がける。Cannes Lions、Spikes Asia、AdFest、One Show、 D&AD、 Dubai Lynx、AD STARS審査員を経験。2014年、映画監督として自身の作品を劇場公開、 カナダ国際映画祭をはじめ、6つの国際映画祭で受賞。
福部 明浩
クリエイティブディレクター/ コピーライター
1976年生まれ。1998年博報堂入社。2013年に株式会社catchを設立。 TCC賞、ACC賞、ADC賞、広告電通賞など多数受賞。 主な仕事に、カロリーメイト、ビタミン炭酸MATCH、日清のどん兵衛、 グルメな卵きよら、キリングリーンラベル、キリンザストロング、 クラシエ HIMAWARI/Latte、ファミリーマート、QUOカードなど。 絵本創作の分野でも、絵本屋さん大賞などを受賞。
山戸 結希
映画監督
映画監督。2012年、『あの娘が海辺で踊ってる』でデビュー。2016年、小松菜奈・菅田将暉W主演の長篇『溺れるナイフ』が全国ロードショー、興行収入7億円を突破、述べ60万人以上を動員。RADWIMPS、乃木坂46、Little Glee Monster、DAOKOら多数アーティストのミュージックビデオの映像監督を務め、大手企業の広告映像も手掛ける。2018年、『21世紀の女の子』の企画・プロデュースを発表。2019 年、東映配給作品『ホットギミック』の公開を控える。